こんにちは!鹿児島県共生・協働センター ココラボです。
ココラボでは先日、兵庫県加古川市で市民参画や共生・協働をテーマに活動されているNPO法人シミンズシーズ マネージャーの小笹雄一郎さんより、加古川市での活動事例や取り組みの工夫などについてオンラインでお話を伺いました。
鹿児島県内での共生・協働、社会的事業の推進にもとても参考になる点が多く、「ぜひ鹿児島で活動されている皆さまにも共有したい!」という想いから、お話の内容を動画にして期間限定で公開させていただくことになりました!
今回は後編ということで、共生・協働や市民のエンパワーメント、チームブランディングをテーマにお話をいただきました。
詳しくは下記の動画、およびポイントメモをご覧ください。
前編動画はこちらからご覧いただけます。
(前編・後編ともに動画の視聴期限を5月6日(水)まで延長いたします!)
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※当初、3月21日(土)に開催を予定していた「ココラボ外部アドバイザー講座」については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、開催を中止することを決定いたしました。(3月5日時点)
代替として、オンラインで鹿児島と兵庫を繋ぎ、インタビュー形式で当日お伝えする予定だった内容をお話いただきました。
その内容を動画でご紹介いたします。
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ココラボチャンネル〜兵庫県加古川市 NPO法人シミンズシーズ マネージャー 小笹雄一郎さん(後編)〜
動画のポイントメモ
<共生・協働、市民のエンパワーメントについて>
【1】共生・協働が求められる状況が増えてきている。
【2】仙台宮城NPOセンターの加藤哲夫さんの考えを「かこむ」の運営に参考としている。
【3】個人化が進み社会の接点が切り離されていく状況の中で、あえて繋がりや存在価値を感じられる環境づくりに力を入れてやっていかなければいけないという考えから、シビックプライドを高めてエンパワーメントすることを大切にしている。
【4】自動化・機械化が進んでいる現代文明が、逆に人間がすべきことを明確にした結果、貢献や関係性に対する意識がこれまでよりも向いていくという流れも考えられるのではないか?
【5】そういった社会の流れに敏感な方もいれば、あまり危機的に捉えていない方もいる。社会にはいろいろな方々がいる中で皆がすぐに「コミュニケーション・共感力、大事」と気づくわけではないので、やはり重要性を普及していくことはミッションとして大事にしている。
【6】新しい時代のうねりに「接続する」という役割が大きい。
<対話の定義について>
【1】「かこむ」「加古川まちづくり舎」で意識していること。「出会い」「繋ぐ」「チームビルディング」「チームブランディング」いずれも対話というものを大切にしている。
【2】対話をする=当事者意識が生まれる。「なんでも発言できる」→「自分の意見を言う」→「当事者意識が生まれる」
【3】「自分の意見を言う」ことが特に大切。「誰かがこういっている」「あの人のあの言い方は違う」のような反応・評価に止まってしまうと当事者意識までたどり着けない。
【4】「自分がどう思うか、何をするか。」自身の行動としてのスイッチを切り替えられるかどうかにハードルがある。当事者意識を持つためにどうスイッチを押せるか?
【5】人から言われて変わるものではない。安全・安心な環境が必要で、その結果として当事者意識を持つようになるのではないか。
<人材育成・学びの作り方>
【1】リブランディングした時に、日常の中でどうあればいいのか分かるような「クレドカード」「シーズ家家訓」を作った。
【2】クレドは朝礼で毎日斉唱している。そこからテーマを一つ絞り、スタッフ間で詳しい情報交換なども実施。スタッフ間で意識が向くことを実感している。
動画に関する注意事項
以上、後編をご紹介しました。
前編動画はこちらからご覧いただけます。
なお、動画・動画ポイントメモの取り扱いについては、以下の通り注意事項がございます。
- 今回の動画は開催中止となりました「ココラボ外部アドバイザー講座」へご参加を予定されていた皆さまをメイン対象として配信しております。
- 動画の内容は共生・協働の取り組み事例のご紹介であり、結果を保証するものではございません。あくまでも参考として捉えていただきますようお願いいたします。
- 今回配信の前編・後編については、公開期限が5月6日(水)までに延長となりました。それ以降は視聴できませんのでご注意ください。
以上です。皆さまのご協力をよろしくお願いいたします!