こんにちは!
鹿児島県共生・協働センター ココラボです(^_^)/
6月21日(日)、オンライン講座「旅するココラボ〜自ら学び、進化し続ける組織づくりのポイント〜」を開催しました。
当日は鹿児島県内で共生・協働、社会的事業の運営、および立ち上げをされている方々を対象に、組織運営に関する考え方や人材採用・育成のコツ、活動の現場で使えるワークシート活用などをテーマに事例を交えながら紹介し、意見交換を行いました。
参加者は鹿児島市内に限らず、大隅半島や離島など県内各地からオンラインを使って集まった計10名の方々。
それぞれが地域づくりや社会的事業などの活動をされていて、各自の活動の様子も交えながら意見交換や質疑応答が繰り広げられました。
当日の様子をご紹介します!
組織開発ガイドブックのご紹介
ココラボでは昨年、鹿児島県内での共生・協働、社会的事業に関する組織開発の方法やコツについてリサーチを行い、その結果をまとめたガイドブックを作成しました。
<ガイドブックの大まかな内容>
- 社会全体における組織開発について価値観の推移
- 組織のメンバー個人のビジョンと組織全体のビジョンの育成方法
- 本質的な問題解決・未来創造の手法と考え方
- 活動の現場で使えるワークシートの紹介と使用例
- 実践者の声をもとにしたケースブック
など、組織の運営・立ち上げを行う上で押さえておくべき考え方やノウハウをまとめた実践的な内容が掲載されています。
参加者からの感想・質問
ガイドブックの内容や組織開発について参加者の方々から寄せられた質問や感想をいくつか抜粋して紹介します。
<質問>
(1)メンバーの意欲を引き出す工夫について。チー ムの中でどんなアプローチをしていくか具体的に聞きたい。個人のビジョンとチームのビジョンをどう擦り合わせていくのか?
➡回答
意欲を引き出す方法=対話。何かを始める前と同 じくらい、何かをやった後の振り返りも重要。
(ともに祝い、ともに悲しむ)
(2)多様性の中でビジョンをおいて、個人個人の熱量をどうあげて行くか?
➡回答
①多様性の中で個人個人のビジョン・熱量をあげるには、チームのビジョンをチームで練り上げていくこと、個人個人が自分のビジョンを明確にしていくことも重要。
個人の熱量を引き上げることは、一方向ではなく双方向の協力があってのもの。
②まずは中心に立つ人物が自分自身の想いや現状を正しく把握し、ビジョンを描くこと。チームや組織をつくろうとした誰かがいて、その誰かの志がすべての源泉になる。
<感想>
- 読んだことを解説することでまた違った印象で 入ってくる。ビジョンを共有をすることがやはり大事だと感じた。
- 組織開発の考え方や取り組みのポイントが簡潔に入ってきてよかった。
- もっと聴きたい、深めたい内容でした。ワークシートの実践を見れたのも良かったです。
ガイドブックはココラボで配布中です!
今回のオンライン講座で使用した組織開発ガイドブックは、ココラボ窓口カウンターで配布しています。
組織開発の他に、資金調達・情報発信に関するガイドブックもございますので、受け取りをご希望の方は専用の申し込み書にご記入の上、ココラボ窓口カウンターのスタッフへお申し出ください。
「『情報発信』『組織開発』『資金調達』ガイドブック3部作が出揃いました!」
また、離島などココラボから遠い場所にお住いの方でガイドブック受け取りを希望される場合は、以下の問い合わせ先までご連絡ください(^_^)
※郵送対応は行なっておりませので、基本的にはデータでのお渡しとなります。ご了承ください。
<問い合わせ先>
鹿児島県共生・協働センター ココラボ
住所:鹿児島県鹿児島市山下町14番50号
(かごしま県民交流センター1階(東棟側))
営業時間:午前9時〜午後5時
(月曜は休館日です。ただし、祝日の場合は翌日が休館日となります。)
電話:099−221−6613