【開催レポート】「伴走型支援講座-第2期ココラボゼミ(全4回)」の第3・4回をオンラインで開催しました!

 

こんにちは!

鹿児島県共生・協働センター ココラボです!

 

ココラボでは、今年度2回目となる第2期ココラボゼミが12月からスタートしました。

ココラボゼミでは一体どんな学びの場をつくっているのか、実際にゼミの中で交わされた質疑の内容も含めご紹介していきます。

 

 

今回開催している「ココラボゼミ」について

 

ココラボゼミは、地域で共生・協働の担い手として活動している皆さんと、これから地域で最初の一歩を踏み出そうとする方を対象とした、共生・協働の取組を前に進めるための短期集中型・全4回のオンライン(インターネットを使用したビデオ通話)講座です。

 

今年は、新型コロナウイルスの影響を受け、本来であれば対面での講座実施を検討しておりましたが、三密(密集・密閉・密着)空間を避けるため、また今後のオンライン活用につなげるため、オンラインでの開催に取り組んできました。

 

第2期となる今回は県内各地から6名の受講生が集まりました!

 

 

 

ココラボゼミ全4回の内容は下記の通りです。

※ココラボゼミ第1回の記事はこちら

※ココラボゼミ第2回の記事はこちら

 

 

 ココラボゼミ後半の第3回と第4回では、前半で学んだことや自身の現場で取り組んでいること、課題と感じていることについて向き合い、新たな企画として整理したうえで踏み出す一歩をプレゼンテーションするところまでやっていきます。

 

ココラボゼミの後半となる第3回では、

➀ 自身の取組を整理するための「企画シート」づくり

② 伝える・伝わる「プレゼンテーション」

の2つについて学んでいきました。

 

 

第3回の内容

▶企画シートとは?

ココラボゼミでは、下記の企画シートの記入に取り組んでいただきます。ここで整理した内容は、プレゼンテーションのベースにもなります。

 

ポイントは「5.私が踏み出す最初の一歩」です。どんなに小さくてもいいのでまずは踏み出せる一歩まで落とし込むこと、自身が描いた企画を少しずつでも形にしてもらうための一歩を設定することをココラボゼミでは大切にしています。

 

 

 

企画シートが仕上がったら、第4回のプレゼンテーションに向け、準備を進めていきます。

ゼミでは「プレゼンテーションの3つの極意」をお伝えしていきます。

 

プレゼンテーションは相手へのギフトだと思って伝える、伝わる意識を持つことが大切です。うまく話せる、話せないではなく、相手に伝わるものか、伝えるための工夫をしているか、といったこともこの機会にぜひ考えてほしいです。

 

またゼミのなかでは発表=プレゼンテーションとお伝えしていますが、プレゼンテーションは決して1対複数ではなく、 1対1でも立派なプレゼンテーションになります。自身の取組を進めていくうえで、誰かに説明をしたり、協力をもらうために企画の説明をする場面もまさにプレゼンテーションです。プレゼンテーションは特別なものではなく、相手に伝えることに意識を向けるという意味では日頃から大切にしたい考え方かもしれません。

 

 

第4回の内容と様子

いよいよ最終回となる第4回のテーマは、~成果のプレゼンテーションとフィードバック~ です!

それぞれが考えた企画(あるいは小さく踏み出した一歩)をプレゼンし、今後に向けてのさらなる一歩を考えていきました。

 

 

➀ 企画を発表する

下記の流れで進めていきます。

 ・おひとり5分程度のプレゼンテーション

 ・発表してみての感想の共有

 ・講師、県よりフィードバックの共有

 

全編オンラインで実施しているココラボゼミですが、プレゼン方法は様々。

パワーポイントで作成したものを画面共有機能で発表する方もいれば、紙芝居方式でめくりながら発表していく方も。

それぞれにあった発表方法を選択することも、その人としてにあった”伝え方”を模索する機会にもなります。

 

今回発表された内容は下記の通りです。

 

《6名のプレゼンテーションテーマ》

1 谷山コミュニティ協議会/鹿児島市「谷山ふるコミによる地域コミュニティづくりについて~若者のまちづくりへの参加に向けた取組~」

2 民間事業者/姶良市「家事や育児しんどい人限定 肩の荷物100gぐらい降ろそう会」

3 民間事業者/鹿児島市「男女平等ってなんだろう?」

4 民間事業者/曽於市「そお市の子育てを想う会」

5 NPO法人/伊佐市「伊佐のお母さんたちが笑顔で過ごせるスマイルママプロジェクト」

6 個人/瀬戸内町「いろいろ集めてみよう!母ちゃんの知恵袋」

 

 

それぞれの発表について、講師・県・受講生全員でフィードバックや感想を考え、お伝えしていきます。

ここで得たフィードバックは、今後実践していくうえでのヒントにもなります。

 

 

② 振り返る

 全員のプレゼンテーションとフィードバックを終え、最後に小グループに分かれ、受講生同士での意見交換の時間をつくりました。プレゼンテーションとフィードバックを受けていま感じていることを共有し合いました。最後に全体で集まり、一人ひとり全編を通しての感想と今後の目標を共有して、ココラボゼミ全編が終了となりました。

 

 受講いただいた皆さま、本当にお疲れ様でした!! 

 

 

第4回を終えての受講生アンケート

・この講座に参加して同じテーマを持っている人がいることが心強いと感じた。インスタグラムでの発信を小さな一歩として、親子で自己肯定感を高められる地域づくりの一助にあればいいなと思う。

 

・他の受講生のイベントにも参加したい。インスタライブなどソーシャルメディアを活用したコラボなど、いろいろ企画するのも楽しそう。

 

・距離は離れているが、オンラインでも距離が縮まったように感じる。困っているときはお互い声がかけられるような仲間にこれからもなれたらと思う。

 


 

以上が、ココラボゼミ第3回と第4回の開催レポートになります!

ここまで閲覧いただき、ありがとうございました。

 

ココラボでは今後も様々な学びの機会をつくっていきます。

告知・開催レポート等は、引き続きココラボドットコムに掲載していきますので、今後もチェックをお願いします!