みなさんこんにちは!
鹿児島県共生・協働センター略称ココラボです。
ココラボでは、鹿児島県内での地域社会づくりに関連する活動での悩みごと・困りごとを相談することができます。相談窓口ではありますが、堅苦しいものではありません!所要時間は30分〜1時間程度、法人や団体、個人の皆さまのご相談に合わせて対応させていただきます^^
今回は、実際に相談された方の相談内容やその後の展開などを紹介をさせていただきます。
相談窓口「カタラボ」とは?
相談窓口「カタラボ」とは、『鹿児島県内での活動の困りごとを相談できる場』です。
たとえば、地域づくり活動や社会の課題解決、ソーシャルビジネスに関することなど、鹿児島県内での地域社会づくりに関連する活動での悩みごと・困りごとを相談できます。
今抱えている想いや困りごと・アイデアを相談員へお話しいただき、現状や思考の整理を行ったり、アイデアについての意見交換の場としても活用ください。もっと専門的な視点や類似経験を持つ相談員との相談も可能ですので、まずは皆さまのお話をお聞かせください♪
詳しくはこちらをご覧ください!
相談事例のご紹介①
相談者:豆ん茶屋商店さんの場合
相談者基本情報
・桜島出身
・33歳 妻と子ども1人
・桜島へUターン1年目
・会社勤務
相談経緯
脱サラして県外から鹿児島へ帰ってきたが、生活のために再びサラリーマンとなる。地域のために仕事がしたいという漠然とした思いはあったが、サラリーマンになると地域で活動する余裕はなくなっていった。悩んでいるときに様々なイベントや講座に参加し、地域で活動している人がこんなにもたくさんいるんだ!と知った。そんななか人との出会いをきっかけにココラボの存在を知る。現状をココラボスタッフに話したところ<何かをやりたい人が気軽に相談できる場所ですよ>と聞き相談に至る。
相談内容
・サラリーマンをしているが、ライフワークバランスが上手くいっていない気がする。
・もともと祖母が運営していたお店<豆ん茶屋商店>があり、引き継いで地域に根付いた商売ができればと思っていたが、それだけで生活していけるのかの不安がある。
相談員の回答
山下さんの場合は、一つの仕事で生計を立てようと考えなくていいのでは?3本の柱を立て、月8万円×3つの事業をすると思えば、大きい事業を立ち上げるリスクを負わなくていい。まずは3つ、事業として成り立つ仕事を考えることから始めてみては。
相談後の感想
漠然と事業を継いで一箇所で生計を立てることを考えていましが、相談してみて何をすればいいか整理ができました。一つの事業に捉われず、いくつかの事業で生計を立てていくイメージがつきました!
その後の展開
事業継承は肩肘張らずに小さい事業を起こすところから始めることにした。"商店"だけど商品を扱わずにこれまでの自身の経験を活かし「映像、デザイン、コンサルティング」などの課題を解決する仕事を始めることにした。
現在は企業のコンサル/ブランディング事業を桜島だけに限らずいくつかの地域でも取り組んでいます。その他にも、地域に焦点を絞って観光客向けの事業展開(商品開発等)も考えるが新型コロナウイルス蔓延に伴い厳しくなる。
また、桜島の自宅隣の空き家を購入し宿を始めた。月の半分ほどは滞在者がいる。他にも、桜島の協力隊のサポーターとして、どのようにビジネスにするのかなどを相談も受けている。事業継承をどのようにするか悩んでいたが、自分のライフワーク婆ランスから独立する考え方(3本柱を立てる)を知ることができた。
相談事例のご紹介②
相談者:大隅横川駅保存活用実行委員会
相談者基本情報
霧島市横川町で活動する地元有志による任意団体。国登録有形文化財「大隅横川駅」の保存活用を目的に、コロナ禍の前は年間8〜10本のイベントを開催するなど、活発に活動している。平成18年設立。地元を中心に約40名が所属。
相談経緯と内容
駅を中心に活動を行なってきたが、今後は駅前通りなど街なかへの人の動線をつくりたいと考えていた。そこで出てきたアイディアが「河川と自然環境の活用と保全」。霧島市の中心部を流れる二級河川の天降川の源泉をもつ横川町は豊かな山と川に恵まれている。その環境を活かし、自然体験学習やフットバスツアーのようなアクティビティを生み出すことはできないか?
相談員の回答
姶良市の重富海岸で自然保護や体験学習の事業を行なっているNPO法人くすの木自然館の浜本が相談員を務め、自然を活用したアクティビティ開発における手順や注意点、横川地域での今後の展望などを中心に対応した。
その後の展開
身近な子育て家庭を招いた川遊びキャンプ企画や、まち歩き案内などを実施。駅に近くにある山の活用なども含め、霧島市とも相談しながら少しずつ具体化している。